
姫路から生野銀山へと続く街道、通称“馬車道”沿いには昔から良質の粘土があり、高品質かつ耐寒瓦として有名な“神崎瓦”の産地でした。船津から福崎あたりまでは村全体が瓦屋といっても過言ではないほどの時期もありました。
良質の粘土を酸化焼成の後、還元薫化で焼き上げた光洋窯の瓦は、その強度と美しさにおいて全国でも他に例を見ないほどの逸品です。この瓦と卓越した技術をもって、昭和の姫路城大修理をはじめ、龍野城、出石城、大塩天満宮、賀茂神社など数多くの重要文化財にたずさわり、精度の高さが要求される復元製作を次々に行ってきました。その匠の技は文化庁の審査をクリアしたばかりでなく、紋様の緻密さと美しさで多くの人々をうならせるほどです。また、数多くの神社仏閣、城郭等の特殊瓦の製作を手掛け、伝統建築を後世に残すうえで、重責を果たしています。
